3000万語の格差 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ 簡単要約

自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。

『3000万語の格差 赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ』という本を知っていますか?この本は医学博士でシカゴ大学医科大学院小児外科教授をされているダナ・サスキンドが書かれた書籍です。

この本の内容を活かすことができれば、子どもの将来は明るいなと思います。

これから本の書籍レビューを増やしていきます!

教師・保育士・親目線で活かせそうな内容を手短にまとめてみました。この記事を読んで、子育てや教育に活かしてもらえればと思います。

3000万語の格差とは

ペティ・ハートとトッド・リズリーという二人の社会科学者が、保護者と3歳までの子どもとの会話数について調べました。会話の言語数が多い子どもと少ない子どもの格差が3000万語あったそうです。

その言語数の格差が将来の能力差と相関関係があったと分かりました。

つまり、子どもの将来の能力を伸ばす為には、3歳までにたくさん子どもと会話する習慣を持つことが大切になってくるということです。

どうしたらいい?

まず大事なことは量

3000万語!!って聞くとそんなにたくさんの種類の言葉使ってない!!

となりそうですが、同じ言葉をたくさん使っても3000万語使うことが大事になります。ただこれが年間の言葉数なので、1時間で500語弱の言葉をかける感じになります。

自分1人で3000万語と思うと気後れしてしまうかもしれませんが、これ、パパママ合わせて3000万語でも大丈夫です。パパママじいじばあばで3000万語でもいいんです。みんなで協力するって大事ですね。

とにかく、どんどん話しかけることが大事ですね。

質を上げる為には?

肯定的な言葉を増やそう

将来的に能力が伸びた子どもと保護者の会話を分析すると、肯定的な言葉がとても多かったそうです。

どんどん肯定的な言葉を増やせるようにしましょう。

そのための自分なりの方法を でまとめてみました。

成長マインドセットを大事に

この本でもほめる観点が大事になります。

結果を褒めるのではなく、努力や過程をほめることが大事です。

成長マインドセットについては、子どもへの最大のプレゼント!!成長マインドセット!【基礎編】このブログでも詳しく書いています。

雑談的な話を増やそう

自分も気をつけていないと、ついついなってしまうことですが、子どもに対して命令ばかりになっていませんか?

命令的な一方通行な会話ではなく、何度も子どもとの会話が行き来するような雑談を増やしましょう。

意味がセットになるようにしよう

ただ単に会話をするのではなく、実物を見ながら会話をすることが大切になってきます。

自分は例えば、雪を見ながら

これが雪だよ。

触ってみて。冷たいね。踏んだらどんな音がするかな。ワンワンの歌と一緒でザク!ザク!っていったね。歌と一緒だね。

このように、ただ雪だね!って会話だけでなく、五感に関わることを伝えたり、子どもの好きなことにつなげたりしながら会話を増やせる様にしています。

子どもの意思を尊重しよう

子どもに決定させて、実行する機会を多くするといいと書かれています。

こうすることで、子どもは自分で決めることができることで、自己肯定感を高めることになり、自分で決めたことをする!ということで、自己コントロール能力が高まります。

終わりに

自分も今回の内容を生かして子育てをしていきたいと思います。子どもとの時間を大切にしながら、たくさんの会話をしていきたいと思います。皆さんも少しでも子どもとの会話を増やして、子どもの未来へのプレゼントを贈りませんか?

最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。

その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました