世界基準の子どもを育てる成功する家庭教育最強の教科書　成功する子どもを育てる家庭教育の秘訣

子育て本　レビュー
2023.08.16

自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として１０年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。

最近増やしている教育書レビュー。今回は

自分なりに勉強になった点をまとめていこうと思います。ただ、英語学習については自分が勉強不足なので、比較対象がなく評価しにくかったので、子育てや教育全般に活かせそうなことでまとめていこうと思います。

目次だけでも読んでいただけたら、嬉しく思います。

社会で生き抜くために必要な能力５選

  • 自己肯定感（ありのままを受け入れてもらえているという思い）
  • 英語力
  • グリット力（最後までやり抜く力。これは、心理学者アンジェラ・リー・ダックワース氏が提唱する成功者の共通点です。）
  • コミュニケーション能力（意思疎通の力という意味だけでなく、人から愛される力も含まれています。）
  • マルチタスク力

このグローバル社会を生き抜くために必要な力として、上記５つの力をあげていました。これら５つの力を育てるために必要なものが、以下の

  • 心構え
  • 家庭環境
  • TO DOリストを使う

だと思いました。この点についてまとめていこうと思います。

心構え

親に心構えがあるから、子どもの自己肯定感が高まるんだろうと思います。その心構えとは、

  1. 準備が１０割！あとは見守る（準備ができているから、子どもを叱る必要もないし、成功に近づいている）
  2. 手本を見せる（良い手本を親がすることで、子どももすることがわかりやすい）
  3. 今の時代は子どもが育つまで待たない（情報や求められるものが変化し続ける社会なので、子どもの興味ができるまで待つ時間がない。だから、先取りで環境を整えることが大切！）
  4. 飽きる前にやめる（子どもが興味を持っているうちに止めることで、次に活かしやすい）
  5. ロケットスタートで楽に（一気にできるようになると、楽しさも味わえ、周りよりも優位に立てる）
  6. 大量のインプットがアウトプットにつながる（AIに深層学習をさせる時と同じではないが、インプットの量によってアウトプットができるか決まる）

の6つです。子どもが安心してチャレンジできる環境づくりができているなと思います。

家庭環境

この環境を整えることで、自己肯定感やコミュニケーション能力が高まると思います。そのための方法は、

  • リビングで勉強（リビングで勉強することで、子どもが分からないことがあれば積極的に聞くことができる）
  • リビングに本棚（本がたくさんある環境を整えることで、本を読むことのメリットを得ることができる）
  • 整理整頓よりも物を減らす（物を減らすことで、整理整頓する時間自体を減らすことができる）

特にリビングで勉強することで、親とたくさん話をするきっかけになるし、そこから子どもの興味を広げられたり、子どもがさらに聞きたいことを答えることで、知識の幅も広げられる。

リビング学習大切ですね。

本を読むことのメリット

  • 巨人の方に乗れる（先人の知識を使ってロケットスタート）
  • 批判的思考を身に付けられる（読書しながら、自分で問いを立てて、合理的に考えることができるようになる）
  • 寛容性が養われる（違う考え・異文化に触れることができ、他社の背景を理解できるようになる）
  • 感性と美意識が磨かれる（様々な人の感性に触れることができる

TO DOリストでマルチタスクとグリッド力を育てる

他の育児本や教育本では出てこないけど、考えてみたら効果的だと思ったのがこの点です。

TO DOリストを子育てで使うメリットは、

  • 時間管理
  • 脳内整理力（しなくてもいいことを明確にすることで、脳のタスクを整理して集中）
  • 達成感と自己肯定感（できたこと・したことが明確になることで達成感を感じやすくなり、自己肯定感もアップ！！）
  • しつけをしなくても（することが明確にできるので、〇〇しなさい！！などの声かけが減る）
  • 自分の得意と個性が伸ばせる（長期的な視点でも取り組むことができるので、自分の個性を伸ばすことができる）

TO DOリストを育児で使う上での大事なポイントは、

  • TO DOリストを作る時にはプラス１を目指す。
  • （英語力をつけるなら）英語表現と日本語表現でTO DOリストを作る。
  • 終わった後にポジティブな感想を書く。

ポジティブな感想を書くことで、より一層達成感や自己肯定感を高められると思います。

その他

英語教育以外にも使えそうな点だけまとめてみました。どれも裏付けがあってそれを簡単な形で取り組めるようにしているなと思いました。少しでも子育て・教育に活かせそうな点があれば参考にしてみてください。特に驚いたのは、自己肯定感が家庭でしか育めないといった点です。思い切った言葉だなーと感心しました。

詳しい内容にが知りたい人はぜひ読んでみてください。

終わりに

最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。

その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。

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