脳科学で解き明かす「いじめ」の真実:中野信子著『ヒトは「いじめ」をやめられない』徹底レビュー

私は大学で保育・幼稚園・小学校の教育について学び、小学校教員として10年以上勤務してきました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父親として育児に関わり、育休も取得しました。

いじめの根本原因を探るために、中野信子さんの著書『ヒトは「いじめ」をやめられない』を読みました。この本は、いじめが人間に備わった機能による行為であり、完全になくすことは難しいとしています。しかし、脳科学の視点から防ぐための方法も提案されています。

書籍の情報と評価のまとめ

  • タイトル: ヒトは「いじめ」をやめられない
  • 著者: 中野信子
  • 出版社: 小学館
  • 出版年: 2020年

こんな方におすすめ

  • 教育関係者や教師
  • 子供を持つ親
  • 学生
  • 人間関係に興味のある方
  • 脳科学に興味のある方

おすすめポイント①:いじめのメカニズムを脳科学で解説

中野信子さんは、「人間は基本的にグループ内の安定を目指す」と述べています。そのため、グループの和を乱す存在やグループ外の人に対して攻撃的になるのです。この視点から、いじめの根本的な原因を理解することができます。

おすすめポイント②:具体的な防止策の提案

脳科学の観点から、いじめを防ぐための具体的な方法が提案されています。例えば、クラス運営では人間関係を意図的に薄めるために頻繁に席替えを行うことや、個性を尊重した教育を行うことで、いじめを予防することができます。

おすすめポイント③:教師や教育関係者向けの内容

いじめの兆候を早期に察知するための知識が豊富に含まれています。中野さんはいじめの対象になりやすいのは、

  • 類似性が高い中で得を得ている人
  • 身体的弱者
  • 空気が読めない人
  • 異質な存在と思われる人

と述べています。これを教師が知っているだけで、いじめに対するアンテナが高まり、早期対応が可能となります。

おすすめポイント④:学生や親にとっても役立つ

いじめのメカニズムを知ることで、家庭での対策も立てやすくなります。特に、小学生高学年からテストステロンの増加による支配欲や攻撃性が強まる時期に、親が適切に対処する方法が紹介されています。

おすすめポイント⑤:グループダイナミクスの理解

グループ化することで倫理的、道徳的判断力が低下しやすくなるという点が解説されています。ネット上の炎上などもこのメカニズムで説明されており、現代社会での人間関係の理解に役立ちます。

まとめ

『ヒトは「いじめ」をやめられない』は、いじめのメカニズムを脳科学的に解明し、その防止策を提案する一冊です。教師や教育関係者、学生や親にとっても非常に有益な内容が含まれています。この書籍を通じて、いじめの根本原因を理解し、効果的な対策を立てるための知識を身につけましょう。

中野信子さんの公式Instagram

文科省のいじめに関する施作

最後に

自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。

その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。

x.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました