【第6弾】「豪華ならいい」は間違い子育て期に“高級装備”が仇になる瞬間

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前回は、ホンダの技術──

1.5Lターボや進化した四駆性能が、

実はアウトドアユースに最適なレベルまで進化している、という話をしました。

今回は視点を**「生活のリアル」**に戻します。

今のミニバン市場を見渡すと、

猫も杓子も「高級化」です。

  • オットマン(足載せ)
  • シートヒーター
  • ふかふかのカーペット
  • まるでラウンジのような内装

メーカーはこう語りかけてきます。

「これで家族も快適ですよね?」

しかし、現役の子育て世代として、

あえて言わせてください。

その「おもてなし装備」、

子育てのピーク時には

“邪魔”になる瞬間があります。

今回は、

カタログには載らない

「高級装備の弊害」と、

私たちが本当に求めている機能についてお話しします。


オットマンは「泥靴の標的」でしかない

https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/spada/image/pic_equipment_02.jpg

上位グレードの象徴、

2列目オットマン。

大人が乗る分には、最高の快適装備です。

しかし、そこにわんぱくな3歳児が乗ったらどうなるか。

  • 泥のついた靴で、容赦なく蹴り上げる
  • ファミレスでもらったおもちゃを隙間に落とす
  • 可動部のグリスで、おもちゃがベトベトになる

そのたびに、親は叫ぶことになります。

「こら! 足で踏まないで!」

「靴を脱いでから上げて!」

本来、家族をリラックスさせるはずの装備が、

「汚さないように管理する」という

新たなストレスを生んでしまう。

これでは、本末転倒です。


チャイルドシートの下で、空しく熱くなるヒーター

https://www.honda.co.jp/STEPWGN/webcatalog/type/spada/image/pic_30th_03.jpg

次に、2列目シートヒーター。

これも高級車の証ですが、

子育て世代の車には、後席に

  • チャイルドシート
  • ジュニアシート

が、ガッチリ固定されています。

分厚いクッションの下で座面が暖まっても、

その熱は子どもには届きません。

それどころか、

  • 食べこぼしたお菓子
  • こぼれたジュース

が隙間に入り込み、

ヒーターの熱で変な匂いを発するリスクすらあります。

子どもが成長して

チャイルドシートが外れる頃には、

車の買い替え時期が来ているかもしれません。

つまり──

高いお金を出して買ったその機能は、

一番使いたい時期に「死に体」なのです。


「快適」よりも「気を遣わない」が最大の贅沢

ふかふかのフロアマットも、同じです。

  • 公園帰りの砂
  • お菓子のカス
  • 雨の日の泥水

高級な織物マットに入り込んだ砂は、

掃除機をかけても、なかなか取れません。

子育て世代が車に求めているのは、

ホテルのようなラウンジ空間ではありません。

求めているのは──

「多少汚しても、サッと拭けば元通りになる安心感」です。


子育て期に本当に必要な装備とは

  • × 高級革シート→ ○ 撥水ファブリック
  • × オットマン→ ○ 泥靴で上がれるステップ
  • × ふかふかマット→ ○ 水洗いできるゴムマット

親にとって最大の贅沢とは何でしょうか。

それは、

子どもに対して

「汚すな!」と怒らなくて済む

精神的な余裕。

いわゆる

メンタル・バンド幅の確保ではないでしょうか。


結論:高級化への「逆張り」が必要だ

誤解しないでいただきたいのは、

今の高級路線(スパーダなど)を

否定しているわけではない、ということです。

  • 子どもが大きくなった後
  • 大人の送迎がメインの用途

こうした人にとって、

オットマンは素晴らしい装備です。

問題はただ一つ。

「子育て真っ最中の泥んこ世代」向けの選択肢が、

今のラインナップには欠けているという点です。


フェーズで選べるミニバンへ

  • 高級で快適なスパーダ
  • そしてもう一つ高級装備を削ぎ落とし、代わりに最強の使い勝手とわくわくゲートを与えた「道具としての車」

この2つは、

価格の上下ではありません。

人生のフェーズによる使い分けとして、

十分に共存できるはずです。


次回予告

【第7弾|商品設計編】

スパーダとクロスターは“上下”じゃない

“用途”で分けるべき

では、具体的にどうグレード展開すれば、

メーカーもユーザーも幸せになれるのか。

次回は、既存の

  • AIR
  • SPADA

に加え、

第3の選択肢として提案したい

「真のCROSSTAR(クロスター)」構想を語ります。

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