育児・子育てをしていて気づいた勘違い3選

自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。

これから育児が始まる人や今育児に取り組んでいる人も、どんなことで悩むのか心配していると思います。自分は、教育について勉強していましたが、『ここは違ったのか』っていったこと勘違いしていたことがありました。

この記事を読んで・赤ちゃんは温かくし過ぎなくてもいい・赤ちゃんは柔らかいところに置かなくていい・成長は早くなくていいの三つについて知ってもらえると育児への理解が深まると思います。

赤ちゃんは温かくしておいた方がいい?

自分の子ども達は、寝る時に温かくし過ぎて湿疹がひどくなってしまいました。下の子はそんなことにならないように、暖房を効かして、あまり掛け布団等をかけないようにしています。

また、特に赤ちゃんは体温調整を手足でしていると言われています。なので、外で長時間過ごす必要がなければ、ソックスを履かせないようにしています。その代わり、レッグウォーマーを使って足首は温かくしています。

足裏の温度で赤ちゃんの体温管理ができるので、チェックしてみてください。

このサイトで詳しく書かれています。確認してみて下さいhttps://www.city.komaki.aichi.jp/material/files/group/100/R4sukusukutuusinn08.pdf

赤ちゃんは柔らかいベットなどの上に置く?

赤ちゃんが床で痛くないかなと思って、柔らかい場所に置きたくなってしまいます。しかし、柔らかすぎると赤ちゃんは逆にしんどくなってしまいます。その理由を挙げたいと思います。

いらすとや

乳幼児突然死症候群(SIDS)の可能性?

これは、皆さんご存知だと思いますが、柔らかいマットでうつ伏せにさせると、呼吸ができなくなってしまいます。

背骨の形がしんどくなる?

まだ背骨の発達が不十分な赤ちゃんにとっては、柔らかすぎる布団では、背骨が無理な方向に曲がってしまいます。

いらすとや

体の輪郭理解に悪影響?

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の体の輪郭を理解できていません。どこまでが手なのか、腹なのかなどを理解するためには、大人などからマッサージをしてもらうことも効果的ですが、少し硬いところで動くことで、どこまでが体なのかを理解することができます。そうすることで、自分の体を操作する時に、自分の体を正しくイメージすることができるので、身体操作の技術が高くなると考えられます。

じゃあ、どんなところに置くの?

WARAリズムでは、フローリング・カーペット・畳の上でいいよと言われました。そこまで、柔らかくなくてもいいんですね。ただ、赤ちゃんが寝る時には少し柔らかめの方がじっくり寝てくれると言われています。(乳幼児突然死症候群には十分気をつけましょう!!)

また寝かしつけ『神アイテム3選』我が家のコツ教えます!で寝かしつけの方法についても書いてます。

成長は早い方がいい?

赤ちゃんは歩けるようになるまでに13の段階を経ると言われています。(寝返り・うつ伏せ・腹這い・四つ這いなどです)

そして、この13段階を順序通り・左右対称に・たくさん行うことが上手な身体操作ができるようになるために必要と言われています。

例えば、十分にハイハイをしていないのに、つかまり立ちをしてしまうと、十分ハイハイの運動経験を得ることができないんです。ハイハイには、

  • 腕で体を支える経験
  • 股関節・肩甲骨周りの柔軟性
  • 体幹部の強化
  • 上半身・下半身の連動性
いらすとや

などの効果があります。これらの効果を得ずに立つことになれば、無理に筋肉を使って体を支えることになり、上手な身体操作を身につけ辛くなります。(後に同じような運動を振り返ることで、やり直しをすることもできます)

なので、しっかり、その時にしていることに声をかけながら見守り、十分な経験をさせてあげることが重要だと思います。

終わりに

今回書いた記事であまり皆さんが気にしていないことでも気をつけたいいことについて知れたのではないかと思います。これからも育児などについて知識を得て楽しんで育児できるようになればいいなと思います。

最後に、自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について学習し、教員として困っていた時期に教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。

その時の内容や、今でも勉強している育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。

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