教育・子育てに使える心理テク Iメッセージ!!(心理学)

子育て・教育で使える心理学

自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。

子どもが指示・命令を聞いてくれないんですよ。

という悩みってあると思います。自分も同じように悩んでいました。そこで、より指示・命令を通るようにしたいなら、指示・命令をやめる!?【実践編】の中でご紹介したような様々な方法を使うことで、子どもたちがより気持ちよく動いてくれるようになりました。その中でI(アイ)メッセージを中心に、どんな風に小学生に使っていたのか・自分なら子育てにどのように使うのかを記事にします。

皆さんがI(アイ)メッセージを使うことで、その子どもたちが気持ちよく動いてくれるようになれば、とてもうれしく思います。ぜひ、使ってみてください。

 



I(アイ)メッセージとは

下記の東洋経済オンラインの記事でも出てきます。

子がやる気出す「ほめ方・叱り方」上手な親の絶妙技
みなさんは「東大生の親」というと、どういうイメージを持つでしょうか。ロジカルで、感情に流されない教育をしている人……とい...

このIメッセージはYouメッセージと対比となります。

  • Iメッセージ・・・主語が私となり、情報を与えるもの。例:(私は)本を貸してくれたら嬉しいな。
  • Youメッセージ・・・主語があなたになり、命令等を行うもの。例:(あなたが)本を貸しなさい。

どうしてIメッセージがいいの?

Youメッセージで強制すると反発を招く?

より指示・命令を通したいなら、指示・命令をやめる!?【理由編】の記事でも書きましたが、人に強制的に行動を決められたり、選択肢がない状態になると、人は反発したくなってしまう傾向にあります。このような状態を【ブーメラン効果】や【心理的リアクタンス】と言います。

Iメッセージなら、教師や親がしてくれたら嬉しいことは何か?という情報を伝えるだけなので、強制にはなりにくいです。

社会的欲求・承認欲求を満たせる?マズローの5段階欲求説より

Iメッセージを使うと、相手にはどうすると喜ばれるか?という情報を伝えることができます。その情報を受け取り、動いてくれたなら、その子には、ありがとうで返すことになります。

すると、下記に出てくる、社会的欲求と承認欲求を満たすことになると思います。

オトナンサーより
https://otonanswer.jp/post/129542/2/?utm_source=yahoonews&utm_medium=rss&utm_campaign=129542_6

上記の図は、マズローが考えた人間の欲求です、Iメッセージを使うことで、社会的欲求・承認欲求を満たすことができるので、子どもたちがよく動いてくれるようになります。

これについては、ほめずに代わりにすることは『感謝』と『フィードバック』にも書いています。

子どもも意見を話してくれるようになる

Youメッセージのような強制ではなく、Iメッセージのような、相手の気持ちを尊重するようなコミュニケーションを日頃から行うことで、子どもや児童が自分の気持ちを話してくれたり、意見を話してくれたりするようになると言われています。

指示や命令の代わりに、〇〇をしてくれたら嬉しいな

指示や命令として言いたいことを、あなたの感情を添えて、情報として伝えましょう。

  • 10時には出発したいから、急いで準備してくれると嬉しいな。
  • 宿題を早く済ませておく方が、パパは安心して一緒に過ごせるな。
  • 玄関の掃除をしてくれると、ママは嬉しいな。
  • こんな方法も効果的だと先生は思うな。

ほめ言葉の代わりに、がんばっている姿が見れて嬉しいな

ほめる時にもIメッセージを使いましょう。

  • A君が、がんばっている姿が見れて嬉しいな。
  • 練習の成果が出て、先生も嬉しいよ。
  • もう少しで逆上がりができると思うよ。
  • この絵、色合いが綺麗に塗れていると思うよ。

出来栄えを評価するときも、価値観を押し付けないようにIメッセージを使うといいです。ただ、誰が見ても絶対に評価の変わらないもの(算数の問題の正解・不正解や、体育等で技ができたかどうかなど)は情報なので、できたかどうかを伝えることは、Iメッセージにしなくてもいいと思います。

怒りたくなっても、〇〇するのは、私は嫌だな。

叱るときも、いいか悪いかの評価をするのではなく、他人から見てどうだったのか・パパやママから見てどのように思われているのかを情報として伝え、相手に行動を促すようにしましょう。

  • そんなことをして、〇〇が怪我をしたら、パパとママは辛いよ。
  • 殴られて相手も辛いと思うし、先生も〇〇君に、殴るなんてしてほしくないな。
  • そんなことを言うと先生は悲しいな。

注意点

せっかくIメッセージを使っているのに、結局強制になってしまってはいけません。

そのために、より指示・命令を通るようにしたいなら、指示・命令をやめる!?【実践編】の技を組み合わせたり、複数の子どもに声をかけたりします。

でも、どうしても、先生や親の意見を通したい時に、自分ならこれを言います。

ごめん!!〇〇君は〜〜をしたいんだろうけど、

先生のわがままでこれをしてほしい!!

お願い!!

相手の気持ちを受け入れ・理解して、それでも自分の意見を押し通していることを謝ります。

これは、学級経営でも一年間に2・3回も使わない必殺技です!!笑

終わりに

この記事で、Iメッセージの良さや使い方を少しでも知っていただけたらうれしいです。相手が拒否してもいいと思いながら、あなたの気持ちを添えて情報を伝えていきましょう。

最後に、自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について学習し、教員として困っていた時期に教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。

その時の内容や、今でも勉強している育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました