
自分の子どもを天才にしたい!!

いや天才じゃなくても、子どもが困らないようにしたい!!
って思いませんか?
そんな人に『すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。』という本を参考にしてみるのがいいのかなと思ってます。

自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。
最近増やしている教育書レビュー第11弾。舩津徹さん(TLC for Kids代表)の本です。
この本の内容で、教育者として参考になった点をまとめていきたいと思います。
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子どもを伸ばす 3本の柱
舩津徹さんは子どもを伸ばすために大事なことは以下の
- 良い習慣
- 思考力
- アイデンティティの確立
3つです。この中でも良い習慣と思考力!についてはとても勉強になりました。自分の勉強になったポイントを抜き出したいと思います。
おすすめのポイント
良い習慣
良い習慣を身につけさせることこそ、子どもを伸ばす上で大事なこととされています。この習慣の大事さは学校や先生は教えてくれますが、身につけさせるのは、家庭の仕事と書かれていました。
その中で面白いなと思ったのが、
習い事は10年以上続けろ!!
です。
10年続けるメリットは
- やり抜く習慣がつく
- 本物の自信となる
- 自分の得意を作れる
となります。
習い事をするためのポイントは
- 結果は二の次で、本気で取り組んでいるか
- 習い事を二つするなら、スポーツ系とアート系
- 続けるコツは、スタートダッシュが大事
これも家庭がしっかり手助けをすることが大事だと書かれています。
思考力
思考力(考える力)を育てるために必要なことは、親がたくさん子どもに質問をすることだそうです。
質問する時のポイントは
- 小さなことを選ばせる
- どうして?を使って論理的に考えさせる
- 分からないことを明確に
- 多面的に考えさせる
です。
そして、一番大事なことは、子どもの考えを否定せずに、子どもの思いを受け入れて、子どもの本心が言えるようにすることが大事だそうです。(子どもの思いを受け入れることについてはこちらを読んでみてください)
その他
コミュニケーション能力。これとっても大事ですよね。小学校でも、コミュニケーション能力が高い子は学校の中でもとても活躍する機会が多いなと思います。
聞く力
聞く力には2種類あると舩津さんは書かれています。
一つが
理解しようとして聞く力
これが育つことで言葉への感性が高まるそうです。
これを育てるためには、親からの
- 愛情を伝える言葉
- 感謝を伝える言葉
- ほめる言葉
- 認める言葉
- 共感する言葉
で育つそうです。子どもたちへの愛情を伝える言葉を増やしたいですね。
共感して聞く力
話してくれる人の思いなどを受け入れながら聞く力がコミュニケーションにとって大事ですよね。
この力はたくさん雑談することで鍛えられるそうです。
話す力
自分の思いを伝えることが大事ですよね、そのためにも
- 年長者との論理的な会話
- ごっこ遊び
- 創作劇
- 人形劇
- 落語や漫才
- ディベートなど
などをしたり、聞いたりすることで鍛えられるそうです。小さい頃のごっこ遊びって大事ですね。
衝動性のコントロール
衝動性とは、何か感情的に変化があったときに、急に体が動いてしまうことです。
優秀な子は、これをコントロールして、勉強などに迎えているそうです。
舩津さんは、コントロールできるようになるためには、
- 衝動の存在に気づかせる(衝動的にした時の原因を考える)
- 衝動をコントロールする意味を説明する(衝動的な行動のデメリットを考えさせる)
- 衝動をコントロールする練習をする(深呼吸などをして落ち着く方法に取り組む)
この考えはなかったので、自分の子どもにも伝えていきたいなと思います。
終わりに
この他にもたくさん参考になる点があったので気になった人は読んでみてほしいなと思います。
最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。
その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。
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